別のデイサービス先を考える [デイサービス]
前々回の記事で、母がデイサービスに行きたがらないで困っていることを書いた。
率直にケアマネジャーのTさんに19日(木)5時から6時、相談した。
●母のために、デイサービスのS苑を探して、行くように勧めたけれど、行きたがらないこと。
無理強いでは、母の楽しみのために(裏の意味は認知症が進まないために)、行くように勧めているのに、これでは本末転倒になっていること。こうした状況は、息子としても辛いこと。
結論として、当たり前のことだが、母の希望を再度聞くことになった。
母は、S苑には知っている人が誰もいないことに一番抵抗があった。
(S苑から帰ってくると、楽しかったとも言ってくれるのだが)
ボクやケアマネさんの意見は、
「月2回では当たり前、週1回にすれば話し相手というか仲のよい人ができる」
というもの。
そこで、一つ一つ母の希望が叶うように、その場で確認していった。
①母の同級生が行っているTデイサービスは、定員いっぱいで募集なし。しかも、ここから遠いし、そもそも送り迎えの地域に含まれていない。→ 無理。
②母の姉が通っているには、TUディサービス。ここも難しい。姉に確認した。
③隣町(もともと母が生まれ育った町)のTディサービスだと、友達のMさんが通っている。
Mさんに電話をかけたら、Mさんは嬉しそうに、「ここに来るといい! 他にも○さんも来ている…」とのことだった。母もそう言われて、心が動いた。
そこで、ケアマネジャーさんと、Tディサービスに行く手配をすることになった。
当たり前のことだが、行く本人の意志を尊重しなければ、やっぱり事は進まない。
そういう当たり前の結論に落ち着いた。
【追伸】
9月14日(火)10時半から12時まで、Tデイサービスの相談員とケアマネージャーさんのTさんが来て、いろいろと説明してくれた。
そして、正式に契約となった。
友達のMさんが通っている金曜日になった。
週1回のペースである。
朝は9時15分から9時45分の間に車で迎えに来てくれて、
夕方4時半頃施設をスタートして、帰宅は17時頃ということだ。
S苑の場合は、朝8時半の迎えだったので、母には早すぎた。
だから、ボクが10時半頃、車で送っていた。
結果的に迎えの時間もちょうどよかった!
それに、今度はショートステイ(お泊まり)もしようと思えばできる。
軽度の人が多いのもよかった。
今日9月17日、母は自分から7時には起きて準備し、9時半のお迎えのバスに乗った!
いい感じのスタートである。
先ほど、17:10に帰宅した。
S苑よりも田舎の感じがすると言っていたが、S苑と同じでいい感じだそうだ。
(母は、S苑の施設の人はいつもほめていた。)
ママ友だったMさんとずっと隣でおしゃべりをしていたそうだ。
Mさんはとても喜んでいたという。
毎週金曜日、ようやく定期的にデイサービスに通えそうだ。
母とTV&会話しながら夕食 [母との会話]
8月15日に昨日、母と二人で、夕食をとった。(妻は同じ市内に実家に帰省中)
大島のTV番組や甲子園野球を見ながら
おいしいお弁当を食べながら
母はビールを飲みながら……
ボクとしては、実はそんなに甲子園野球は楽しみにはしていない。
お弁当を食べたら、さっさと2階の書斎に行きたい気持ちもある。
しかし、それでは母が退屈だろうと、
ボク「すごい魚が釣れたね」(TV)
母「そうだの。」
ボク「お互いに譲らない、緊張感のあるいい試合だね」(甲子園野球)
母「そうだの。」
母「この茶碗蒸しはおいしいの。」
ボク「そうだね。」……
ビールも1缶でやめてほしかったが、黙っていた。
なんだ、かんだでたっぷり1時間以上、つきあった。
母はうれしそうだった!
ボクは母に流されているわけではなく、意識して会話の時間を楽しんでいる。
こうした時間も意識して確保しようと思っている。
やっぱりむずかしい週1回のデイサービス [デイサービス]
以前の記事に、8月から、月2回から週1回のデイサービスに変えたと書いた。
だが、やっぱりむずかしい。
本人が行きたがらないのだ。
・めまいがする。
・誰も知っている人がいない。
・行ってじっとしているぐらいなら、この家で動いている方がいい……
ボクが強く勧めると、かえって強く抵抗する。
・母の認知症が進まないように、
・母が退屈しないように、
・母に新しい友達ができるように……
こうした願いから勧めている。
しかし、現実は、
母の心理的な負担になっている。
・行きたくないのに強く勧められる
・丁度不登校の子どものように、
行く前になると、具合が悪くなる
・行って! 行きたくない! の言い争いになり、
親子の仲違いの原因になっている……
かくて、これでは本末転倒なので、強く勧めないことにした。
その結果、デイサービスに行く場合に比べて、認知力が低下してもしょうがないと腹をくくった。
志村けんワールドの動画で母と笑い合う [生活を豊かにする活動・趣味]
息抜きで、志村けんワールド(Facebook)を見ることがある。
先日見た動画「大衆食堂コント」は、久しぶりにお腹を抱えて笑った。
「急いでいるから早めに作ってくれ」
と、A定食を頼んだお客。
ところが、あとから来たお客が頼んだB定食の方が先に来る。
この後の展開は、下の動画を見てほしいのですが、
おかしくておかしくて……。
久しぶりに心の底から笑った。
これは、退屈している母に見せようと思い、パソコンごともって行って、この動画を見せた。
母も大いに笑っていた。
見せてよかった!
コントには、驚くべき力があるなと、改めてリスペクトした。
ところで、志村けんさんが「プロフェッショナル 仕事の流儀」に登場して、話していた
次のようなエピソードがある。
志村けんさんが、「シングルマザーで忙しく、土曜日の夜遅く、息子と二人で志村けんのお笑いを見て、二人で大笑いできて、癒やされた」という便りをもらった。それでものすごく元気が出たというエピソードである。
今までも全国各地でそのようなことが起きているのだろうな。
志村けんさんは、多くの人を笑顔にしたので、きっと天国(極楽)に行ってるな!
月2回から、週1回のデイサービスへ [デイサービス]
なかなか行きたがらない、デイサービス。
4月から月2回ということで、やってきた。
8月からようやく本人の同意の下に週1回にすることになった。
今日は、その第1日目。
朝8時半。
母「体調がよくない。めまいがする。今日は(デイサービスに)行かない。」
ボク(ケアマネジャーさんの入ってそう決めたのに、またしても!!!ため息が出るボク)
ボク「行った方がいいよ。親友のTさんも亡くなったし、行っておしゃべりしてきた方がいいよ。」
母「だれか知っている人がいたら行くけど、知らない人ばっかりだ。」
ボク「月2回じゃなかなか知り合えなかったろうけど、今度は週1回だから、きっとお友だちもできるよ。」
ボク「(母の)姉さんも、行ってるし、Mさんも行ってるでしょう。」
母「知り合いのMさんが行くところだったら、いいんだけど。」
ボク「そっちは、市が違うからダメなんだて。」なんだかんだで、結局ダメ。
ボクはがっかりするやら、イライラするやらで2階の書斎と1階のリビングを行ったり来たりしていた。
妻は、とうにあきらめた。やっぱり週1回は無理だなと。
実は、送迎バスは8時半頃来るのだが、それだと丸1日で長すぎると母が言うので、ボクがデイサービスまで11時頃に着くように送っているのだ。
ボクは半ばあきらめつつも、時々下へ来ては、母をデイサービスに行くように説得していた。
ボク「同じT町出身の人が今度も来ているかもしれないよ。」
(そうすれば話もはずむよ)
などと言いながら。
最後のチャンスというか、ほとんどあきらめつつも、10時半ごろもう一度誘ってみた。
そしたら、誘うこと10回ほど、今度はOKが出た。
急ぎ、支度(といっても、内履きと歯磨きセットがあればいいのだが)をして、母をデイサービスの施設まで送った。
片道約20分余りかけて。
丁度5時頃、母が帰ってきた。
まんざらでもなく、楽しかったようだ。
粘り強く誘ってよかった!